ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

できれば「俗世の御利益にひかれて信者が集まる信仰ではない」ことが望ましいのです。

「しんこうのすゝめ!」by 空くれない まんがタイムきららキャラット 2022年10月号p171 芳文社

 

「神頼みメンタル」な人間は、ギャンブルに走りやすいという説もあるらしいです。いえ裏付けはありません。昔むかしの自分のブログにそう書いてあったので、そのころ何かで読んだんだと思いますが。

信心が篤いことはとても良いことです。でも「現世での御利益」を求めるのは信心と言ってよいかどうか…。まあ合格祈願とかそういう「実力を出し切って成功するための自己暗示的なモノ」まで否定はしませんけどね。てか合格祈願も信仰といえるのかな。

信仰心の基本は「感謝のこころ」なんだと思います。そして「敬神崇祖」、神様と同時に自分の先祖も大事に敬う気持ちですね。

小うるさいことを言うつもりは無いのですが、俗な欲にまみれての神頼みって、ホンの少し嫌悪感があります。いえワタシがそういうことをしないとはいいませんよ、ええ自己嫌悪に陥るようなこともやってますともさ。

んーどうだろう、今回のこのお話だとたとえば「この神様を信仰すると、毎晩よく眠れて、夢の中でもふもふのタヌキしっぽを堪能できる」とかだとよろしいかもしれません。そういう神様がおわしますれば拙者も信徒に加わりましょうぞ(なんだこのいいまわし

 

 

そんなわけで「しんすゝ!」。やったぜまたもタヌキさんだぜ(笑)。今月は「ポコぽこ」と「茂林堂」も載ってるので3本もタヌキだぜ!

作者さん、以前は「空紅」と漢字2文字表記だったんですが、ひらがな混じりにしたんですね。うんまあ確かに「空紅」を一見で「からくれない」と読める人は多くないかもですが…個人的には「空紅」も良かったかなとも。まあ読みにくいデメリットも無視できませんが。

そしてタヌキ!そして神様!もう知らない人も多いかもしれませんが、きらら系には過去何度か「タヌ神様」が登場する作品がありました。「PONG PONG PONG!(リサリサ)」とかね。全部スキ。そして今回のこの作品もスキ。

前作「おふらいん」とはちょっと違った方向ですが、期待作ですね。この作者さんの作風自体はきらら系としてはオーソドックスですが、なんとなく波長がイイ気がして、初登場の「見えぬ明日も一歩から」以来注目しています。

…フルーツサンド食べたい(糖質制限中)