ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

リアルでは一層「戦うべき相手」が捉えにくくなっているんですよね。

「追風のジン」by 牛木義隆 まんがタイムきららフォワード 2022年9月号p197 芳文社

 

…えーっと、このコマをお借りして言いたかったことを延々と書き連ねていたのですが、結果的にまるまる2回分もの長文を書きながらも全然まとまらなかったのですわ(苦笑)。

単純な「敵」が存在してくれると、力を合わせて戦いやすい。たぶん。

でも現実には「あまりにも複雑な関係が絡み合って」いるので、力を合わせて何かを為すのは容易ではありません。

まぁそーゆーことで…どういうことでしょうねw。このコマを見たときにはいろいろ言いたいことが溢れてきたんだけどなぁ…「戦略VS兵の士気」とか「資本主義に対抗しうる何か」とか「利潤追求と知足安分」とかねぇ。そうそう、私のPCだけかもですが「知足安分」が一発変換で出てこなくてビックリ。「もしや読み方間違えて覚えてたかっ?」と焦りました。えー?もしや死語なんですか「知足安分」って。

 

 

さておき「追ジン」。ヒトコマ(フタコマ?)お借りするのは2回目です。連載第1回が昨年のこの9月号。そして来月には2巻目が出るんですか。早いなー。

前作「夢喰いメリー」より気持ちシンプル目な絵柄で、個人的にはこちらの方が読みやすくてスキかも。メリーも名作ですけどね。

作者さんの特徴というか、悪役は当然悪役っぽい雰囲気がアリアリなんですが、いわゆる正義の味方の方もクセのある描き方をするのがイイなあと思います。「善悪はその舞台によって変わる」のを意識してるのかな。ええ勝手な推測です。

ココロさんだけが一貫して「善のオーラ」で描かれてますけど、長く連載が続くとそこらへんにも「揺れ」が生じたりするんでしょうか。楽しみではあります。