ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「家族の一大事」というときには、これくらい言わないとダメなんですよホント。

クレヨンしんちゃん」by 臼井儀人 まんがタウン 2022年6月号p21 双葉社

 

あれ不思議なもので、なぜか「いや仕事もあるし」みたいなこと言いがち。私が居合わせたときも、その方(職場の役員さん)はなかなか帰ろうとしませんでしたもの。

確かに「これから大きい行事があって、その実行委員長に相当する任にある」ということから、やはり「男は仕事ですから」みたいなことを言って…まあ分からなくもないんですけどねその気持ちは。

でもそのときは「奥様が倒れられた」という、まさに「一大事」でしたから、役職員関係者みんなで「いいから早く帰って!」と無理やり帰らせました。幸い奥様は一命をとりとめたのですが、今生の別れになりかねないわけで、あのとき帰らせたのは正しかったと思います。

警察や消防、自衛隊など、任務途中で帰れない職業は大変だなぁと思いますねそういう点では。親の死に目に会えなかった人、多いんでしょうねぇ。覚悟は出来てたとしても辛かったでしょうし。

「妊娠は病気じゃない」とか言う人もいるそうですが、妊娠も出産も決して軽んぜられるものではなくて、かなりの「リスク」があるんですから、やはり「何ができるというわけでなくても」駆けつけてあげたほうが良いと思います。

 

 

そんなわけで「再録」の「クレしん」です。まだご存命のときの作品ですね。こうやってみると「UYスタジオ」ってスゴイよね。さすがです。

もちろんもともとの臼井さんの画風が、こうして「後継スタッフで再現しやすい」ともいえるんでしょうけど、それでもやはり「臼井ダマシイ」が宿ってるんだろうなと…こうして原作者の再録を読むと感じます。

今月号、恒例の映画関係が公開に合わせていろいろ掲載されてます。実はまだ「クレしん」の映画は観たことがないんですよ(小声)。いい作品なんだろうとは思うんですがね、ええ「涙腺がゆるい」ものですから、感情が耐えられるか心配なんですよ(いやマジで)。なるべく「感情に負担がかからない」作品っていうとなんでしょうね。たくさんあるからなぁ、クレしん映画は。