ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

裾に「バスドラのビーター」を巻き込んで往生したことがあります。

「ふぁーむ!life」by りんご(作画)×さとさん(原作) まんがホーム 新人4コマまんが展 2022年6月号p165 芳文社

 

重機と違って命にこそ関わりませんが、かなりの「OMG!」案件ではありました。それも人様の結婚披露宴での演奏でしたから、間違っても「ストップ!もっかい初めから」は絶対できませんでしたし(汗笑)。

別に「ラッパズボン」とかじゃない、フツーのスラックスだったんですが、1発踏み込んだその返ってきた拍子にスッポリと…焦ったあせった。

結局その曲は最後までそのまま演奏する羽目になりました。だってブレイクも無いしちょっとやそっとじゃ外れなかったんですもん。

…あー「バスドラのビーター」ってコトバじゃイメージしにくいかな。ドラムセットで正面の一番大きいタイコを、足で踏んで叩くペダルの「バチ」の部分です。

どうやって叩いた(踏んだ)かはよく覚えてないんですが、ズボンのスソごとヘッドにヒットさせてたのは確かです。当然音は小さくショボくなってましたね。あー恥ずかしかった。いま思い出してもなんともハズカしいチョンボ(死語)ではあります。

自転車なんかで使う裾を止めるベルトとか、それが無ければ靴下に裾をツッコむとか、いつもなら何らかの対策は取っていたんですけどね。あのときはなんでか何もしてなかったんだよなんでだろう。

ツナギの作業服ってたぶん一度も着たことが無いんですが、確かに知人の整備士とかが私の作業服の背中のマチを見て「そういうのって引っ掛けやすいから気を付けな」と言ってきたことがありました。彼のツナギにはそういう箇所が無いデザインでした。プロの道具ってよくできてますよホント。

 

 

そんな話はさておき、今回は「新人展」からのヒトコマ。農業大学でしょうかね舞台は。

すごいねー。もう連載できそうなレベルの作品ですね。てかホームより「きらら系」な感触がありますけど…あえてホームなんでしょうねきっと。

なんというか、2コマぶち抜きのところ以外は、きれいにワク線の中に登場人物も背景もフキダシも収まっていて、それがバランスよく整っているところは個人的にスキです。

別に悪いとは言いませんけど、最近の4コマ(特にきらら系)って「フキダシがワクからハミ出すのが当たり前」になってきてますよね。あれってどうなのかなー。…ええワタシが古い人間なのでそういうところが気になるんでしょうね分かってはいますよ分かっては。

ともあれ、いわゆる「守破離」の「守」の段階にいらっしゃるのでしょう。これからがとても楽しみな作者さん(コンビ)です。

そうそう、どちらか(または両方)「スト魔女」ファンなんでしょうか?パンツのコマの左上の表現がアチラ方面でよく見かけるアレをもじった感があるんですが…www