ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

異性へのボディタッチを上手にできる人って尊敬しちゃいます。

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「オネェの恋のはじめかた」by 真木たなひ まんがタイムオリジナル 2022年5月号p154 芳文社

 

行きつけというほどではないのですが、たまに仕事がらみで行くスナックのオネエさんが、こういうハイタッチ?を上手にやるんですよね。そうそう、昔一緒に劇団やってた女子にもいましたっけ、ハイタッチをよくやるコが。

距離感が難しいのが男女の仲ではありますが、会話とかアイコンタクトとかゼスチャーのレベルはまだしも、スキンシップの線をさりげなく(かついやらしくなく)超えることって、非常に高度なセンスが必要だと思います。

「ベタベタ触ってくるオトコ」が嫌われるのについては「触り方云々じゃなくて、好意が無ければどう触ってもNG」という説があるんですが、それが間違っているとまでは言い切れないまでも、個人的には「上手な(かついやらしくない)接触のしかた」はある気がするんですよ。

その「上手な~」のひとつがこのハイタッチだと思います。

まず「一方的ではない」ということ。このアクションに至る前には必ず「構え」がいるじゃないですか?その構えに応える気がないとハイタッチになりませんものね。いきなりのハイタッチじゃ「相撲の張り手」になっちゃいます(笑)。

つぎに「身体の部位」の中で一番接触を頻繁に行う「手」を「お互いが用いる」ということ。そもそも「触る」というアクションを能動的に行うときはほぼほぼ「手」を使いますから。

そして、ここまでなら「握手」でもいいわけですが、ハイタッチが握手と決定的に違うのは「掴まれない(捕まれない)」ということ。文字通りのタッチ(接触)である限りは「ホンの一瞬」から「そこそこの時間」まであるでしょうけど、どちらかが手を引っ込めればそれでおしまい。

なので「双方同意の上で」「お互いの好意の度合いに応じて」「絶妙にコントロールできる」スキンシップだと思うのですよ。

 

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そんな屁理屈をこねつつ「オネ恋」。実はこの作品、最初の回とかで八神ちゃんがガシッと指を絡めて胡桃沢くんの手を握るシーンにどこか違和感みたいなのが引っかかってたんですが、今回のこのハイタッチシーンが昇華してくれた感があります。いい距離感です。さくらんの小っちゃい手がまた良いなぁ。

そして…出たなあわちん(笑)、いやイイキャラですよいろんな意味で。やっぱ演劇ってこういう「熱量が並外れた」メンツがけん引しないとね。

一方でスポーツ万能から料理の達人、学業優秀、そして演劇部のヒロイン…と次々その能力が公開されるくるみん。今後の展開でどんな新技を見せてくれるか。とりあえずは文化祭が見ものですね。楽しみです。