ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「自由に生きてきて、あるときから束縛される」のと「束縛されて生きてきて、あるときから自由になる」のと、どちらがマシなんでしょうか。

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「止まった世界の歩き方」by おたき まんがタイムオリジナル 2022年3月号p137 芳文社

 

私自身は基本的に「放任主義だけど自己責任」で育てられてきたので、人生で一番「束縛されて生きている」のは、おそらく「結婚して家庭をもってから現在に至るまで」だと思ってます。

「自由にしろと言われてもどうしていいかわからない」という状況はあまり経験がないというか、そういうことを感じない性格に育っているのかもしれませんね。

「自由」になるには「独り」でないといけない。だって「自由は自己責任とセット」だから「誰かと一緒に自由になるには、その人の責任を自分が負うわけで、その時点で自由でなくなる」…こういう考えって屁理屈なのかなぁ。

でも、結婚して以来、確かに「自由」は失っているけど、それが即「不幸」とも思わないのも事実です。そう考えると「自由」だから幸せとも言えないし「束縛」されているから不幸とも言えない、そんな気はします。

ちょっと自分でも何が言いたいのかわからなくなってますね。でも今回この作品の最終回を読んで感じたのは「子どものうちに自由に慣れさせておくと良い」ということ。少なくとも自分はそう思います。

 

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というわけで最終回の「歩き方」。いきなりヒロインのプロフィールとかが見える展開で、一気に締めにかかりましたね。いえ別に悪いとは思わないんですけど、これあと4ページほどあると、もう少しイイ感じにエンディングが表現されたんじゃないかなと。

前回の苦しんでる圭太くんとは対照的な夜長さんこと香苗さん。なんとなくこういうところが男と女の違いなのかな…などと思ったり。

ともあれ終わってしまいましたね。作者さんの次回作…柱では触れられてませんが、こういう作品を描く人はタイム系には少ないので、再登場を期待してます。お疲れさまでした。