「新クレヨンしんちゃん」by 臼井儀人&UYスタジオ まんがタウン 2022年1月号p5 双葉社
記憶違いでなければ、昔の男性アイドルは「ワキやムネなどの体毛」が無かったはず。剃っていたのか脱毛していたのかわかりませんが「ツルツルピカピカ」にしてました。そう、ワタシの記憶が確かなら…ね。
学生時代、高原の宿泊施設でのバイト仲間だった神奈川の大学生も「ツルツルピカピカ」だったんですよ。で「生えない体質じゃ…ないよね?」と訊いてみたら、やはり「(メンズエステで)脱毛した」とのこと。はー、都会のおしゃれな男子大学生は、バイトして脱毛とかするんだなー、と感心したものです。
「体毛があるのが自然なのだから生えるにまかせるべき」という考え方もあるとは思います。でも男女問わず「モジャモジャの毛は汚らしい」という気持ちは心のどこかにあるんじゃないかなぁ。いえそれこそ人それぞれですね。
いま思い出したのですが、ワタシも体毛を剃ったことがありました。父親の遺伝なのか何なのか、いわゆる「シモの毛」が生えるのが人一倍早く、小学校の修学旅行に行くとき「風呂で生えてるのを見られたら絶対からかわれる(汗)」と思い、前日にハサミで切ってカッターで剃っちゃったんですよ(笑)。
実際、風呂で見た限り「生えて」いたのは一番ガタイのいいヤツ一人だけでした。友だちが「スゲーなアイツもうあんなに生えてる」と言ったのを覚えてます。彼とワタシじゃ「ジャイアンとのび太」みたいなものでしたから、もしワタシが「モジャモジャ」で風呂に入るところを見られていたら、絶対カッコウのネタになってしばらくからかわれていたはずです。
ともあれ、女性でいうところの「色の白いは七難隠す」に相当するのが、男性の場合「体毛薄いは七難隠す」じゃないでしょうかね。ええ勝手な個人的意見ですが…。
ちなみにワタシ個人は「色白もいいけど小麦色(~褐色)もね♡」だったりします。…あ、そうなると「濃い体毛スキ♡女子」も結構いそうだなぁ(笑)。
さておき「クレしん」。おお、本家でヒトコマ借りるのは初ですね。
作者さんが山歩き中の事故で亡くなったときは結構ショックでした。でもこうしてスタッフにより作品が続けてもらえるのは、個人的にはステキなことだと思います。
当然「臼井オリジナル原理主義」の方もいるでしょうし、それをどうこう言う気はありませんが、私はいまの「臼井儀人&UYスタジオによる新クレしん」を良しとしますし、決して低く見られるような出来ではないと思っています。
先ごろ亡くなったさいとうたかを氏もそうですが、やはり「魅力ある作品をチームで創り上げる」ことで、作者本人の命を超えて「作品(あるいはキャラ)が生き続けられる」のは素晴らしいことだと感じます。ぜひこの「新クレしん」も長く愛されて続いてほしいものです。応援してます。