ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

初めての感動をいつも大切にしたいものです。

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「ねことちよ」by せらみっく まんがタイムきららフォワード 2021年11月号p445 芳文社

 

説明が必要ですね。今日のヒトコマは「生まれて初めて炭酸飲料を飲んだ」ときのリアクションです。自分の場合は、もうあの感動は遠い昔に過ぎ去ってしまい思い出せませんけどね。

Twitterだったかで、子どもの「初ファンタ」のリアクションをネタにしたCMが流れてきたのを見たことがあります。演技かどうかを言い出すとつまんないので止めますが、やっぱりどの子も「うぇ~なにこれ~!」みたいな感じでした。まあそうなるでしょうね当然。

他にも「生まれて初めてのアイスクリームに夢中になって食らいつく幼児」の動画もどこかで見ました。目の色が変わるってああいうことを言うんでしょうね。

そういう「初めての感動」は、年を取ると確実に減っていきます。でも、そういうものだとあきらめずに「感動の機会を自分でつくる」ことも大事だと思うのです。

手っ取り早いのは、例えば「海外旅行」でしょうか。というか自分が最近の「初めての感動」を思い出そうとして出てきたのが、もうずいぶん前になってしまいますが海外旅行での体験でしたから。

いまでも脳裏にしみついている体験のひとつに、ノルウェーのホテルでの朝食があります。10種類以上のチーズがブッフェに並んでいて、チーズがスキな私は片っ端から食べてみたんです。

どれもオイシイと思って食べていくうちに、あるカンナで削ったようなチーズを口にしました。そうは言ってもチーズですから「チーズらしい味」を脳は想定していたんでしょうね。

口の中に広がった味は「…え?これキャラメル?」というもの。もちろん砂糖なんで入ってないので文字通りのキャラメルの味ではありませんが、脳が「次はどんな味のチーズかな」と思っていたところへのキャラメル風味でしたから、その想定外に相当脳がバグってたことと思います。

そのチーズが何でできた何というチーズかが分からなくなってしまい残念なんですけど、ああいう「食の衝撃」は日本にいるとなかなか体験するチャンスがないかもしれません。

また機会があったら海外に行ってみたいのですが、この調子じゃ次はフルムーン旅行になりそうですね。いえそれはそれで良いのですが、食の感動はもしかしたら夫婦旅行じゃない方がいいのかなとなんとなく思ったりもします。なんとなくですはい。

 

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そんなねこの生きざまが読んでて楽しい「ねこちよ」。ねこの「ぎょーざってなに?」「たんさんってなにー?」という、その「言い方」にニマニマしてしまったり。炭酸にこりて「のまない!」「いらない!」というのとかもね。

まだまだ新しい何かとの遭遇が待っているねこの前途を想像するだけでもいろいろ楽しい。次回はどんなお話なんでしょう。たまに休載するのが…来月も載るかな?