「野原ひろし 昼メシの流儀」by 塚原洋一×臼井儀人 まんがタウン 2021年7月号p86 双葉社
私はどちらかというと「古い人間」なのかもしれません。そんな思いを最近特に強くしています。
「家族のためにガンバっている」つもりが、当の家族からは「家庭をかえりみない」と思われていたりするので、正直ツラい。
いまの世の中、高度成長期のガムシャラさなど「お笑いぐさ」なんでしょうかね。いえあの時代がすべて良かったとは言いませんが…。
「衣食足りて礼節を知る」などと言いますが、いまの時代「衣食余りて礼節を忘る」状態にある気がします。
今日はグチっぽいですが「昼メシ」。「企業戦士」「モーレツ社員」は、時代遅れどころか「悪」だとされる現代ですが、それでも「資源も無い広い国土も無い日本」が「先進国の仲間入り」を果たした原動力のひとつだったと思うと、私なんぞは最敬礼せずにはおれない存在だったりします。繰り返しますが「すべてを良し」とはしませんよ。
日本という国は、高度成長で「高い高度まで引き上げられ」ましたが、そのあと「上手に高度を落とさず」「墜落しないように」コントロールするには、現代の「好き放題」を正しいものとする人々が多い社会では「危うさ」を強く感じずにはおれません。
…こういうことを書くブログではないので止めますが、とりあえず「ガンバレ!野原ひろし」とエールを送ります。