「かぐらまいまい!」by あひる まんがタイムきららCarat 2021年7月号p144 芳文社
派手にブームが起きないほうが、結局よろしいのかもしれません。
とはいえ、伝統技能とかも「それで食べていける」くらいの収入にならなければ、なかなか続けていけませんし、後継者を見つけることも難しい。なので、それを「地域やそこに暮らす一人ひとりが少しずつ」支えていける仕組みが、日本には昔からあったような気がします。
残念ながら、現代日本社会はそういう仕組みが壊れて(壊して?壊されて?)きていますので、いま一度「伝統や信仰を守るために必要なこと」を整えていくべきではないでしょうか。
この「かぐらまいまい!」という作品は、ただ「JKがキャッキャウフフしながらカグラをおどる」4コマではなくて…いえまぁそういう4コマかもしれませんが、それでも「自分たちが伝統や信仰を受け継ぐ」という前向きなテーマが底にあると感じます。
「ちいきしんこう」と言えば「地域振興」なんですけど、いまの日本社会には「地域信仰」をもっと大切にしていくことが必要だと思います。
まずは「地域の神社」、よく言う「うぶすなさま」のところへお参りに行ってみてはいかがでしょう。ぼんやりとしたイメージでいいので「感謝の気持ち」を土地の神様に伝えると、何か「良いこと」があるかも。なおお賽銭にお札をフンパツするときは、風に飛ばされないように気をつけましょうね(笑)。