ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

当然実体験は無いでしょうけど、知識としても風化しつつあるんでしょうか…?

f:id:tanaka-minoru-fake:20210531172052j:plain

「恋する小惑星」by Quro まんがタイムきららCarat 2021年7月号p46 芳文社

 

まぁ20年以上前の話ですしねぇ(笑)。

とはいえ、あの時代を知っていれば「本当に…本当に来てしまうのか?世界の終わりが」という、妙なアキラメみたいなのを感じた経験は、なかなか記憶から消し去れない気もします。普段は記憶の底の沈殿物に覆われていて、表に出てくることはないんですけど。

私はもう結婚してたんですが、なんとなく「この先の世界がどうなるか分からないのに…子どもなんて作らない方が正しいのだろうか」などと考え…考えてた割にできちゃうんですけどね子ども(笑)。

前妻と別れた大橋巨泉が、昭和40年代に一回り以上年下のアイドルと再婚したとき、夫婦同意のもと(?)で「子どもはつくらない」と決めたそうですが、その当時の巨泉さんは「日本や世界の将来への不安」からそう考えていたと、著書で読んだ記憶があります。(奥さんの談では「いつも一緒にいるため、子どもを持たない夫婦」を提案されたそうですが…。)

「先を見越した行動」って、ほとんどの場合良いこととして語られますが、何が現実として発生するかは分からないので、それなら「明日は明日の風が吹く」という行きかたもアリな気もします。何度も書いてますが「人生に正解は無い」というところでしょう。

 

そして「恋アス」。心なしか最近画がイキイキとしてきてる感じがします。今回カラーなのでそう感じるだけ?でも「コマからのセリフやキャラのはみだし加減」などは、以前より大きく多くなっているのかな(気のせい?

本作はゲスト掲載(いわゆる「連載へのショーケース」)無しで即連載というめずらしい作品ですが、当時からクオリティの高さが認められてたわけですよね。そこからでもまだ伸びている感触があるというのはスゴイことかもしれない。

ともあれ、プロ作家としては3作目?の本作がアニメ化され、地学系アニメの先駆けとなっているわけで、これからも成長されていくんだろうなぁと思うと楽しみです。