ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「町おこし・村おこし」もそうですが、主体のエネルギーレベルが成否の要になるはず…。

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孔明のヨメ。」by 杜康潤 まんがホーム 2021年6月号p13 芳文社

 

よく「若者、バカ者、よそ者」が「地域を変えるチカラになる」ような話を聞くのですが、正直「彼らに頼った町おこし・村おこし」は、長続きしない気がするんですよね。

私自身が「よそ者」の立場を経験して感じたのですが、地域のチカラになろうとすればするほど「その地域のしがらみ」に絡みつかれてしまう。でも「しがらみを拒否」すると地域のチカラになることがムズカシイ。

結局「若者、バカ者、よそ者」のエネルギーと四つに組める「年寄り、インテリ、土着民」のエネルギーが無いことには、地域全体の活性化は出来ないんじゃなかろうか。そう思うのです。

「若者、バカ者、よそ者」が精いっぱい羽ばたいて高いところまで舞い上がっても、そこから「高度をなるべく下げないように滑空する」ときに「年寄り、インテリ、土着民」たちが上手に協力してくれないと、結局大きなダメージを負うような墜落をしてしまう。なので「地域全体のエネルギーレベル」がそこそこ必要で、できればなるべくレベルを上げていくか、逆に言えばそのレベルに合った高度までにコントロールしていくことが肝要かと思います。

 

ともあれ「ヨメ。」です。前にも書きましたが私自身の三国志リテラシーが低いので、十分内容を読みよれていないのですが、それでも「民の元気」が不足しないためにコントロールできるのが「よい為政者」ということなのでしょう。

今年出た単行本でもう12巻目。ストーリーエンドが見えてないのですが、フィナーレはどこらへんなんでしょうか。たしか三国志の途中で孔明は亡くなるはずなんですが、史実通りに展開するのかオリジナルストーリーに進むのか。この先も楽しみではありますね。