「ラディカル・ホスピタル」by ひらのあゆ まんがタイムオリジナル 2021年6月号p6 芳文社
「なんとかペイ(電子マネー)」を使っていないということは前にも書いたと思いますが、クレジットカードのような審査が不要で簡単に使えるようになるがゆえに、今回のネタにある「病院の支払い」には使えなかったりするのが弱点ではあります。
クレジットカードも以前に比べると「審査が簡単」かつ「基準が甘く」なっている感はありますが、それでも「クレジット(=信用)」を保証するカードですから、ここぞというときに電子マネーとの格の違いがでてきますね。
もちろん「キャッシュレス」が時代の流れであることは事実で、国はいわゆる「マネーロンダリング」の排除や脱税等を取り締まるためにも、そして企業は「現金派を懐柔して財布のヒモを緩みやすくする」ためにも、相応の力を傾注しているわけですが、結局「ハードルを低くした電子マネー」が新たな問題を生んでいる気もします。
まあ結局「ポイントが貯まることで多少のプラスはあるかも」しれませんが、現金が電子マネーに変わったからといってオカネが増えるわけではありませんからね。うっかりすると「現金で安く買えるモノ」を「電子マネーのポイントに釣られて高く買ってしまう」こともあるわけで。そういう「感覚をマヒさせる効果」がコワイところではあります。くわばらくわばら。
そんなわけで「ラディホス」。話のメインは電子マネーではなくて「便利さとは?」という部分なんですけどね。なお私もパソコンのモニターにはいっぱい付せんを貼ってます。50ミリ角のと75ミリ角の2種類を使い分けてますが、結局「1件1枚」に適した50ミリ角の出番が多いです。「ポストイット」の「強粘着」が使い勝手の面でベストかと…ちょっぴり高いですが。
今回の最後の1本、花村さんが「血相変えて」むしっていった付せんの内容が気になってしようがありません。作者さんはどういうネタを考えていたんでしょうかねぇ。ああ気になるなぁ~(笑)。