ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

久しぶりの掲載で絵柄も変わっていても、その中に作者さんの個性(作風)がヨメるとなんかウレシイものですね。

f:id:tanaka-minoru-fake:20210326062310j:plain

「小町いろどる桜かな」by 真田一輝 まんがタイムきららMAX 2021年5月号p115 芳文社

 

低等身モードの画は昔のイメージがまだ残ってるのですが、こういう全身高等身モードはかなり画風が変化してます。マンガとしてではなくイラストだけだと、たぶん見ても真田一輝さん画だとは気付かないでしょうね…ええ、私自身は気付かないと思いました。

でも読んでみると随所に作者さん独特の「テンポ感」があって、作風はいい意味で全然変わってないのが分かります。ああ、これが「漫画家の個性」ってヤツなんだなぁと感じました。

このコマのような「間の取り方」もその一つ。分かる方にはよく分かるんじゃないでしょうか。この一樹ちゃん(一番右のショートのコ)の表情とか、すごく「らしい」のですよ。

どうしても「落花流水」のころと比べてしまうんですが、本作は「いまのきらら系とかに対応した見事なアップデート」がなされていると個人的には思うのです。なので、やっぱり面白いなぁと。

またきらら系の誌面で読めるようになってもらいたいですね。応援してます。