ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

ちなみに私のこだわりは「中国料理」と呼称することです。「中華料理」じゃないんですよね。

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月替わりコミックエッセイ特集「私の中華料理へのこだわり」by 東屋めめ まんがタウン 2021年3月号p13 双葉社

 

学生時代には寮やサークルなど、比較的身近に留学生がいました。

人数はやはり「東~東南アジア」が主なのですが、仲良くなるのは中華民国、いわゆる台湾の方が多かったです。

もちろん中華人民共和国、いわゆる本土の中国の方とも特に不都合なく付き合ってはいましたが、ときどき「やはり社会主義の人だなぁ」と感じることもあって、その違いを再認識させられたり。

その点、中華民国の友人はそういうイデオロギー的な違和感はほとんど無かったですね。ただ、当時はいまより「台湾じゃなくて中華民国と呼んでほしい」という人が多く、自分たちの歴史をよく学んでいた印象があります。

このブログで政治思想についていろいろ書く気はありませんが、それでも「仲良くなれる人の国」として、私個人は「中華民国びいき」なところがあるのは確かです。でもまだ訪れたことが無いんですよね。韓国と香港には行ったんですが。

そんなこんなで「(大陸本土も含め)どうせなら中国料理と呼んでもらえる方が…」との友人の意見を尊重するようになりました。うっかり「中華料理」も使いますけどね。確か木村紺さんの「神戸在住」という作品でも同じような話があった気がします。いま手元に無いので確認できませんが…。

「自分たちの文化」を「自分たちが用いている呼称」で呼んでもらえるというのは、私たち日本人が考えるよりうれしいことなのかもね。というか「正しいとは言えない呼称」が定着しているもどかしさもあるのでしょう。

 

さておき、今月の東屋めめさんのエッセイまんがからのヒトコマ。実は餃子を包むのが苦手なクチです、私。もしかすると家族で一番下手かもしれません。…あ、もしかしなくても一番下手だな(笑)。

日本では「焼き餃子」が普通ですけど、中国では「水餃子」がデフォだと何かで読みました。政治的な違いも文化的な違いも、お互い「ウチではこうだけど、ソチラのも悪くないね」と認めあえるといいですよね。

そうそう、今回なにげに読み方を間違ってるのに気付きました。「ひがしやめめ」さんなんですね。なぜか「しののめめめ」だと思い込んでました。「東屋」を「東雲」にソラメしてたんです申し訳ない。でも漢字変換は「あずまや」がすぐ出てくれます(笑)。