ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「名前が変わる」ことと「中身が変わる」こと…誰にも何かしら思い当たることがありますよね?

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NEW GAME!」by 得能正太郎 まんがタイムきららCarat 2021年2月号p19 芳文社

 

最近…というにはもう何年か前ですが、ネット界隈で騒がれたのは「けもフレ」のアニメでしょうか。あの「監督降板」騒動ですね。

情報はいろいろ飛び交っていましたが、私個人がその数年前に「自分が当事者に近い」案件において「ネットに流された情報もマスコミが流した情報も9割デタラメ」という経験を、まさに身をもって体験していたので、眉に唾して接してはいました。とはいえ接したからには「情報によるバイアス」は避けられませんが…。

RCサクセションの歌の文句ではありませんが、関わる人間や団体が多い業界ですので、成功すれば「よってたかって分け前をあさる」ことは当然なんでしょうし、また「2匹目のどじょう」に一枚かんでおこうという考えで動くのは「利益が正義」な資本主義社会においては「健全な」行動だと認めざるを得ません。

…ただ、人にはそれだけでは割り切れない感情があるわけで、監督降板という「情報に接した」人たちの間で「シンパ」「アンチ」が発生して、結果「荒れてしまった」感はあります。いえそれほど事態の全容を把握している者ではありませんが…。

何にせよ「ビジネスとしてのエンタメ」は、どうしたって「浪花節」では廻らない訳ですから、現場のドライな立ち回りは「宿命」なのかもしれません。昔はそこが見えにくかったけど、いまはネットという「拡声器」がありますからねぇ。

この絡みで、刊行停止後2誌に分かれたカタチになった「月刊Gun」や、権利の関係で「WeROCK」に改名した「ロッキンf」、もともと美少女ゲームでアニメ化もされた「グリーングリーン」の騒動などにも触れたかったのですが、長くなるのでまたの機会にします。あと「オリジナルメンバーが一人もいなくなる」前に解散を選んだドゥービーブラザーズの話もね。

 

という訳で今月もヒトコマ取り上げてしまう「NEW GAME!」。鍋のユルっとした回に見せかけて、なにげにシビアな話ですね。これまで築き上げてきたタイトルのバリューをいかに守るかは、リアルだと本当にムズカシイことになると思います。

落としドコロがどのあたりに用意されているのか、芳文堂のダレかさんは登場するのか、来日したカトリーヌ&ほたるの動きは…などなど、今後の展開が気になりすぎる。コウの「全部上手くいくさ」が、かえってもう1~2個トラップがありそうな雰囲気を匂わせてるように見えてしまって…。

さておき「コウ&りん」といえば、アニメのキャラソン「Little Bitter Duet」が名曲なのですよ。疾走感のある原曲もいいのですが、アコギかピアノあたりでちょっとスローなアレンジをしてみたら面白くなりそうな曲です。いえそんな技量も余裕もないので妄想なのですけどね。