ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

子どもって「相手してられない」ときに限ってちょっかい出してくるんですよね。

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「死神ドットコム」by 優しい内臓 まんがタイムきららCarat 2021年2月号p161 芳文社

 

下請けでローカル(CATV)の「子どもネタ番組」を、時期や場所違いで2つやったことがあります。人口数10万の地方都市でも、人口1万人以下の田舎町でも、だいたい似たような番組でしたね。

エリア内の幼稚園もしくは保育園に行って、年中行事のたぐいを撮影、編集して15分ぐらいの番組にするんですよ。まぁまぁ楽な仕事ではあったのですが、面倒なのが「ウザ構いするコドモの相手」でした。

園によっては、そういうコドモが多かったり、逆に全然いなかったりといろいろなんですが、多いときには正直「特別手当がほしい」くらいでした。

カメラの用意をしてたら後ろから飛びかかってきたり、勝手に三脚をいじったり、やたら訳の分からない質問や話をしてきたり…ホント疲れます。仕事だから我慢して、適当にあしらいながら撮影をするんですが、蹴とばしてきたりモノを投げてきたりと、ちょっと手に負えないコドモもいました。

偏見だと分かってると前置きして言わせてもらいますが、そういうコドモは「ほぼ全部」保育園or保育所でした。幼稚園は逆におとなしすぎる方が多かったです。それはそれで困るんですけどね。

別に保育園が悪いとか言うつもりはないんですが、2~3年そういう経験をしてきたものですから「ウチの子はできれば幼稚園に」と思いましたし、実際そうしました。

「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」というCMコピーがありましたけど、そういう経験をすると「たくましいのは結構だけど、わんぱくもほどほどに」と言いたくなります。いえ別に他人様の教育方針にケチをつけたい訳じゃなくて…ね?

 

そんなむかし話はさておき「死神.com」。きらら系でゲスト掲載される作者さんは、きらら系看板作家の同人をされてたりで影響を受けている方が多いのですが、こちらはキルミー系ですね。

「○○に似てるからダメ」みたいな反応をする人も昔はいましたけど、がっつり影響を受けている人って、その作家さんへの愛が深かったりするので、いい意味でしっかり消化して成長するような気がします。「けいおん!」のかきふらいさんは「涼宮ハルヒ」の、「ゆゆ式」の三上小又さんは「らき☆すた」の同人誌を描いてましたしね。

この作品は「○月号から連載」のアナウンスが無いので、どうやらゲスト3話で完結っぽいのですが、画もこなれててなかなか面白いネタもありましたので、次回作に期待してます。