「茨城ごじゃっぺカルテット」by 豚もう 裏少年サンデーコミックス 第1巻p83 小学館
文字通りの「コンクリートジャングル育ち」なので、ある面では「都会のモヤシっ子」なのですが、やはり歩く速さは相当速かったようです。実家を離れて東京へ行ったときに「東京人は歩くの遅いな~」と思ったくらいですから。
実際に歩く速度だけを比べると、大阪も東京もそうは変わらないようですが、動き出しがワンテンポ早かったり極力ショートカットしたりという点で違ったような気がします。
一番ビックリしたのが、バスを降りるときに車両が停止するまでみんなおとなしく(?)座っていることでした。大阪だと降車ボタンを押すとすぐ立ち上がって降り口のすぐ近くで立って待っているのがアタリマエでしたから。いえ決して大阪式が良いとは言いませんよ、ただ育ってきた環境とのあまりの違いに驚いただけですホント。
そんなことを言ってる私も、いまではスッカリ田舎のおっさんのペースになってまして、でもって久しぶりに会った弟と神戸の街を歩いていて言われたのがタイトルのセリフ。…何も言い返せなかった、実際弟について歩くのが大変でしたし。
まあ都会のペースを田舎生活で維持し続けるのも無意味ですし、この先都市部にUターンする可能性もそうは無いでしょうから、おそらくこのままスロー(テンポ)ライフをおくることになりそうです。んー、それもまた善きかな×2。
というわけで満を持して(?)の「ごじゃカル」。まさかの初konozama&少しでも早くと思ってお届け先を職場にしたのが「まさにウラ目!」に出てしまったのですが、いま無事手元にあります。いやどうなることかと…。
ちなみに、この作品をめぐっては他にも「初体験」があって、特に「初まんがアプリ体験」はなかなか強力でして、普段なら読まないようなヘヴィ目な作品をついつい読んでしまい、結構メンタルに影響してしまうという…いやぁ、やっぱり私は4コマとか「ごじゃカル」のような軽い(?)タイプが性に合ってるんだなぁと痛感しました。
あと「まんがアプリ」って「スクリーンショット」がとれないようにプロテクトが掛かっているんですね。そのため単行本化するまで記事にできなかったんですよ、なので満を持して…というワケで。
個人的な茨城実地体験といえば、ちょっと前に行った鹿島神宮くらいかな。自由行動が少なかったのが残念でしたが。あとずっと昔に土浦に行ったことがあります。そちらは仕事がらみだったので…思い出せない(汗)。
あと最初の仕事を辞めて「大学行くぞ!」と頑張っていたころの目標が「筑波大学の国際関係学」だったので、茨城はある意味「憧れの地」ではありましたね。結局手は届きませんでしたが…。
それはさておき「ヤンキー(の多い茨城に移り住む)には(見た目)ヤンキー(になるという対抗策)で」というノブエさん。いわば「郷に入らば郷に従え」を実践しているわけですね。うん、それは正しいよ多分www。
メインキャラの中では訛りの強いスズさんが人気のようですが、私はなにげに今回のヒトコマのミノリンには親近感を禁じ得ません。…え?いえ別に原付試験に落ちたことがあるなんていえまさかそんな(略
作者さんはアニメーターとのことで、作画のあちこちに「横長フレーム縛り」とか「寄って広角」とか「望遠で遠近ツブシ」とか、映像制作っぽい技法が多いのも面白みのひとつ。ともあれ今後の展開&ご当地舞台が楽しみです。ぜひ長く続きますように。