「となりの席の同居人」by 神仙寺瑛 まんがライフオリジナル 2020年8月p167 竹書房
世の中には恋に落ちた瞬間をハッキリクッキリ覚えている人もいるようですが、そういうメンタル構造は残念ながら私は持ち合わせていないようです。いやホント。
もちろん記憶に焼き付いてる場面もあるにはあるんですが、意外とどうでもいいシーンだったりします。なんで脳内ストレージに保存されることになったのか…謎ではあります。
その一方で、近年記憶力…というか「思い出す力」の低下を痛感してたりします。むかし住んでいた家の隣がお寺だったのですが、その寺の名前が思い出せない。そこの住職が乗っていたクルマの車種名が思い出せない。そういうことがやたら増えてきています。いやホント。
ちなみに、そういうときは「意地でも思い出す派」です。いつだったかは丸一週間かけて思い出しましたよ。そう、意地でもググったりしないで、脳ミソのすみまでほじくり返して「何としても思い出してやるからな!覚悟しろ!!」と、自分の脳の海馬にケンカを売るタチです。ええまあ思い出せないうちにうっかり答えを見かけてしまうことはありますけどね。
なんかハナシがずれてますが、ともあれ「同居人」。長寿作品の「動物のおしゃべり♥」も良いのですが、最近はこっちの展開がけっこう気になっています。いつだったか、表紙を飾ったときの渡辺ちゃんはマジでカワイかった。ある意味ラブコメとしては王道展開なのでしょうけど、絵柄のせいもあってか「新鮮さの感触」があるんですよね。
あと脇役のキャラ付けがウマイのも、この作者さんならではです。このコマの吉本くんもなにげにストーリーの牽引役になってたりしますからね。
さておきレモンイエローの学ランかぁ。「警備隊」なのが一目で分かるのは確かにそうなんだろうけど…実在したらコワイよねw何というか別の意味でww。