ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

プロポーズの言葉って「言われた側=たいてい女性」の方がしっかり覚えているものなんでしょうね?

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「神シュフ☆エンタ」by 胡桃ちの まんがタイム 2020年8月号p161 芳文社

 

 長短はあるにしろ、プロポーズまでにはそれなりにお付き合いをするのが普通でしょうから、その間にさまざまな「会話=駆け引きとか探り合い」があるはずで、たぶんオトコはそのほとんどを「ノリと思いつきとその場の勢い」で言語にして発音しているんじゃないでしょうか。少なくとも私はそういう部分を多くもっていた気がします。いえ、しっかり悩んで考えて発言したこともありますよ?…あったはずですよ?おそらく、たぶん。

でも少なくとも、そのときどきに口にした言葉は「そのときどきの時点ではほぼ真実(=心からのコトバ)」だったと思いますし、ウソ八百デマカセだけのコトバはほぼ無かったはず。もちろんリアクションを見て「冗談にしたりスルーしたり大げさに騒いだり」というフォローをいれつつ、相手の本心を探るのは当然ですが。

まあいろいろ書き始めても収拾がつかなくなる気がしますのでやめますが、要は「プロポーズの言葉は忘れました…というかどれをもってプロポーズとするかもわかりません」というのが結論です。そういうもんなんです、少なくとも私はね。

ですからカミさんと「ムカシのハナシ」をするときは、どうしても慎重にならざるを得ません。思わぬところに地雷が落ちてたりしますから。「どーして覚えてないの(怒)!」ということが何度もあって、ああやっぱり男女の「思い出の重心の置き方」って全然違うんだな…と感じさせられましたからねぇ。

よく「結婚は妥協の産物」などと言いますが(言うのか?)、この歳になると「結婚だけじゃなくて人生も…いやこの世のすべてが妥協の産物」と思わずにはおれません。そしてそれは決して悪いことではない…そんな気がするのです。

 

まあそんな話はおいといて「エンタ」くん。最終回にこういうのをもってくるの「ズルい」とも「ウマい」とも言えるなと。作者さんは本当にたくさんの作品を並行して連載させつつ、それぞれ見事な展開をさせられてるので、その点すごく尊敬してます。

「万能主夫」って女性にとっては「夢の存在」なんでしょうか。確かにリアルでは希少な存在過ぎて見たことないんですが。

作者さんは結婚子持ち(しかも双子)主婦兼業らしいので、日々のアレコレが「エンタくん」というスーパー主夫に投影されているのでしょうね。

とりあえず最終回ではありますので、作者さまには「お疲れさま」と「ありがとう」を届けたいです。でもきっと「ぜんぜん違う作品だけど、エンタくんの感触がある作品」をまた描いてくれそうな気がしてます。期待してます。