ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

理解が追いつかなくても、どうにも訊きづらいときってありますからね。

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「デザイナーさん、限界です。」by ゆうひ まんがタイムきららMAX 2018年1月号p208 芳文社

 

社会人としてそれじゃあ困るのは確かですが、分かるまで訊こうとすると怒り出す人がいるのも事実ですから。そういう「訊くと怒るタイプ」って、だいたい「70歳代以上」に多い気がするんですが…偏見かな?いや当たってると思うよね?君はどう?(笑)

なお「訊いても嫌がらずに説明してくれるけど、細かい内容まで指示をしてくるタイプ」も、怒るよりは多少マシながらも困らせられやすいです、個人的な経験から言って。イメージを現実に起こすためには、どうしても取捨選択が必要なんですけど、そこんところが理解してもらえないというか…。私の場合は映像制作だったんですけど、たまに「テレビでやってた撮影技法と同様のモノを要求する」クライアントがいるんですよね。まぁ「何が欲しいかが明確」である点はよろしいのですがね。正直「いやそれどうやって撮れというんスか?」みたいなのを要求してこられて「あー、えー、んーと…ちょっとムズかしいです申し訳ありません」とか答えると「なんだよプロなのに出来ないのかよ(意訳)」とか追い打ちを…ぐぅう(←グゥの音)。

最近は「ハイビジョンは当たり前、4Kでも普通、8Kでやっとイイネ」ですから、昔だと画質的に写らないレベルにまで気をつかい金をつかい…いまのプロダクションは大変そうだなぁ。でもドローンなんかが出てきてるので、その点はうらやましい。以前はヘリのチャーターが必要だった映像も、そこそこ簡単&ローコストに撮れますから。

 

さておき「限界さん」。IT土方ならぬデザイン土方とかって言うんでしょうか、ハードさは伝わってきますよ。この手の業種って「先輩・後輩」はもちろん「同期のライバル」でも、ときにはサポートし合いながらでないと、手ごわいクライアントには立ち向かえませんからね。

頼りになる先輩がいるのは心強いのですが、そのうちには自分もそうならないと後輩を育てられませんし、ヘタをすると後輩にナメられ放題の情けない先輩になりかねない。自己研鑽(=新テク導入)を絶えず続ける必要が、特にクリエイター系の仕事にはあるから大変ですよね。

この作品、結構評判は良かった感(なんとなくですけど)あったんですが(ゲストで4話までいきましたし)、残念ながら連載には至りませんでした。このあとケモミミ系ファンタジー?でもゲスト掲載があったんですけど、その後はどうなんでしょう?追いきれてないので分かりませんが…。某クリエイターサイトに登録があるので、またどこかで「お仕事系」を描いてくれるのを期待してます。