ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。旧「田中実(偽)の日記」。

「泣き顔」に「キャラの感情」を上手に表現させられる人はウマイなぁって思うんですよね。

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「タベモノガタリ」by 電柱棒 まんがタイムきららMAX 2020年5月号 p196 芳文社

 

描き込みの細かさとかそういうんじゃなくて、泣き顔から「読み手に伝わる情報(この場合はキャラの感情)」が豊かというか…上手く言えませんが。

泣き顔と言えば、よく引き合いに出されるのは「デンキ街の本屋さん」の水あさとさん。私も一応全巻持ってまして、たまに読み返すたびに「やっぱりウマイよなぁ」と再確認するのですが、ほかにも幸腹グラフィティ」の川井マコトさんや「うらがアルっ!」のもんちぃさんも「泣き顔の匠」だと個人的には思っています。描き込みの少ない画では「うにうにうにうに」の青田めいさんがウマイ、と思う。ほかにもいるけどキリがないのでこのへんで…。

でもそうそう頻繁に泣き顔攻勢もできないので、ここぞというときに発揮されるワザですから、そこへ持っていくまでのすべてが「キメの泣き顔」を生かしていると考えれば、結局「泣き顔がウマイ人は全部がウマイ」と勝手に思ってたりします。もちろんそれだけではないですけどね。

 

さておき「タベモノガタリ」の最終回。最初のタイトルは「これが私の食べる道!」だったのですが、連載化の際にいまのタイトルに変わったんですよね。前号の予告ではまだ「~食べる道!」だったのですが…。この変更って作者さんの考えなのか編集部の意向なのか…いまだに気になってたりします。(だって…芳文社ってタイトル変更という名の改悪が多かったし…)

作者さんのポテンシャルの高さは「エレン先生」の生みの親(?)ということでも知られていますが、この作品は「十分にハイレベルなのは確かだけど、なんとなく波があるような感じ」がホンの少しだけありました。タイトル変更のこともあって、まさかと思うけど編集とのカミ合いぐあいがよろしくないのかな?などとヘンな詮索をしたり…。

ともあれ、2乙ではあるものの2巻は出ますし、次回作にも期待したいところ(だけどハシラの文が3行もある割に「次回作にご期待ください」の一文が無いのが…ううむ)。

また竹書房とかぶんか社とかに持っていかれたりするんだろうか。どうせなら双葉社あたりならうれしいかな。いえべつにこのまま芳文社でもよろしいのですが。

なんかネガティブなことを書いてしまいましたが、とてもステキな作品でした。作者さんにはお疲れさまを届けたいです。ありがとうございました。