「おとぼけ部長代理」by 植田まさし まんがタイム 2020年3月号 p7 芳文社
確かにたるんでしまうとあまり良くないんでしょうが、それでも目の下がスルっと平らであるよりはマシという感じだったと思うのですけど…時代が変ったということでしょうかねぇ。んー、すんなり受け入れられないかなぁ。
一時…と言ってももう何十年も前なのですが、男性用のメイクアップ化粧品が発売されて、結構流行したことがあります。ちょうどその頃、薬局でアルバイトをしていたので覚えているのですが、男性用のパックやアフターシェーブじゃないローションをはじめ、女性と同じように「毛穴が見えなくなるような」ファンデーション、特にアクティブで健康的な「濃い目の小麦色の肌」がつくれるものが売れてた記憶があります。
これはうろ覚えなのですが、作家の北方謙三が「若い編集者が来たが何かヘン。よく見ると肌に毛穴が無い。『俺はそういうのは嫌いだ、顔を洗って(化粧を落として)出直してこい!』と言ってやった。」と、どこかの雑誌に書いていて、「まああの辺の世代は受け入れにくいだろうなぁ」と思ってましたっけ。私?男性用のパックを試したぐらいですかね?
当時、化粧品(整髪料やコロンの類)は「4711」というブランドの「ICE」というヤツに決めてまして、当然そこのラインナップにファンデーションなんてありませんでしたから。ついでにいうと、現在は全くそういうのは使わなくなりました。頭のてっぺんからつま先まで「重曹せっけん」だけで洗う以外、ホント何も着けたりしなくなりましたねぇ。うん、安上がりでよろしいですよ(笑)。
そのかわりというのではありませんが、口臭や体臭には「身体の内側からの対策」をしています。海外の「クロロフィル」サプリなんですが、なかなかイイ感じ(家内いわく)らしいですよ。朝イチの口臭などはかなり抑えられているようです。健康面でも「強力な抗酸化作用」があるみたいですしね。
まぁそれはさておき「おとぼけ」さん。4コマ雑誌でこの作者さんが絡めば「ファミリー4コマ誌」、絡まなければ「きらら系4コマ誌」と言ってもいい…のかな(笑)。
ずっと「課長」でしたが、数年前に「部長代理」に昇進しましたね。まさか「島耕作」みたいに相談役までいくことはないでしょうが、それでも「代理」という微妙なポジションは、なんとも「らしい」と思います。
個人的には「田中しょう」「やまだ三平」そして「植田まさし」が、この系統の御三家だと思っています。いまは植田さんだけが4コマ誌で読めますが、あとの2人もそれぞれの活動を続けられているようです。また4コマで読めるといいなぁとは思うのです。
いまググったら72歳ですって。すごいよなぁ、皆に読んでもらえる作品を描き続けられるなんて。尊敬しますね。ぜひ100歳目指して続けてほしいなぁ。
蛇足になるかもですが、こういう系統の4コマの次世代を担うと個人的に期待している作者さんとして、まんがホーム(で不定期連載?してるけどゲスト扱い)の「もんもん」の熊野みみさんと「歌詠みもみじ」のオオトリキノトさん。なんとか光があたってほしい、ホント。