「となりのレトロガール」by 小坂俊史 まんがタイム 2018年9月号 p67 芳文社
さまざまな「思惑」が作り上げた「正体の無い価値」を、その時代に生きる人々が「これこそ宝物」みたいに信じてしまう。特に未来ある若者が。
まあ、ムズカシイ話は置いといて、バブル崩壊に向けて加速していく頃だと思うので、私自身もいろいろ思い出すことはあります。ちょっと今後の展開に期待してます、コワイもの見たさ的に。
それにしても、気がつくと「レトロ」も死語なんでしょうかね。あまり見かけなくなった気がします。
この作者さんは、竹書房系がメインフィールドだと思うのですが、こうして芳文社にも進出してきてくれるのはウレシイことです。いえ別に竹書房の連載もちゃんと買って読んでるんですよ。でもなんとなくタイム系にもしっくりくるというか、オモシロい息吹きを吹き込んでくれるというか。
さておきスタジャン。私も袖がレザーのいま思えばモノはイイけど高価なヤツを持っていました。一時期、そればっかり着てたんですが、ミドリ色だったので「ラクダの服はミドリ」というイメージが定着して困ったことがあります。たまに違う色の服を着てると「あれ、今日はミドリじゃないの?」とか言われたり(笑)。