画力やストーリー構成力も大事ですが、登場する「物体のリアリティ」に惹かれます。
「空の隙間-SKY BLUE DROP-」by ピケナス まんがタイムきららフォワード 2017年10月号 p301 芳文社
正直言うと「ロボットもの」はよく知らないので、この作者さんはノーマークでした。「アルドノア・ゼロ」もあまり興味がなくて接点無しでしたね。ただ、先月号の墜落した機体の描写はすごくすごいなと思い、ちょっと気になってたところです。
いわゆる「ミリタリー系」はキライじゃないので、この路線の作品をもっと読みたいです。特に「実在しないけど実在しそうなリアリティをもったメカ」を描いてほしいと思いますね。きっとスゴくカッコいいメカが見られそう。
思いっきりありえないフィクションなのに、随所にリアリティをしっかり構築してある作品が好みかも知れません。まあ日常系でも「けいおん!」のように実在の楽器がちゃんと描かれていると読みがいがあります。「これどうやって音出るの?」というヘンテコ楽器だと萎えちゃいますからね。
さておき、この作品もそうですが、雑誌を買う(買わされる)のって「単行本化されるかわからない良作」が読めることだと思います。ずーっと昔は「単行本化されそうにない好みの作品」を切り抜きで保存してたこともあるのですが、さすがに続きませんでした。んー、シートフィードスキャナ買おうかなー。金無いなー。