ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

糸目キャラが「本気モード」でカッと目を見開くシーンってスキなんですよ。

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「立ち呑み布袋でもう一杯」by とく村長 まんがタウン 2021年5月号p145 双葉社

 

アニメだとおまけに目が光ったりね。

他にもよくあるのが「メガネを外す」とモードチェンジしたり、チェンジ後に「関西弁つかい(あるいはその逆)」になるとかね。

フィクションでのそういう「スイッチ」は面白いんですが、リアルでも「豹変」する人っているじゃないですか。あれは苦手です。だいたい「荒れるモード」ですし。

酒がスイッチになるタイプの人間は、いつでもどこでも何人かはいるものです。いえ全然変わらない人はほとんどいませんけど、どちらかというと「陽気で饒舌&楽しく」変わる人が多い中で、急に言葉遣いが乱暴になったかと思うと物理的or人間関係的に「破壊活動」を始めるタイプはキライです。スキな人はいないでしょうけど。

あとたまに「なんでそこが逆鱗なの?」という「不測の地雷」が設営されている人もいて、そういうタイプは酒席でないときに発動されるので困りものです。

ネガティブな方にいってしまいましたが、マンガにスイッチキャラが多いのは、そういう「モード切替」へのあこがれが皆の心の中にあるからかもしれませんね。

 

そして今回「発動」したのが「立ち吞み布袋」の舘さん。あれ、このキャラ名って「立ち呑み」に掛けてるのかな?

「おぉ目が開いてる」と思って、以前にも開いてたっけかと調べたんですが、どうやら今回が初みたいです。しかも片目のみときたもんだ、イイねぇ(笑)。

基本サブキャラなんでしょうけど、毎回登場するだけに「いろんなキャラづけ」がされてる舘さん。見た目とのギャップが激しいところがウリですね。

言葉遣いは「江戸っ子コトバ」なんですが、どうせなら一度「バリバリの名古屋弁」でしゃべってもらいたい。それこそ見た目とマッチしすぎて笑えそうです。

いまもってなお、こういう「ほのぼの4コマ」の復活を心のどこかで期待してるんですよね。

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「わたなべさん」by 桜もち まんがタイム 新人まんが展 2021年5月号p161 芳文社

 

…あえて「古き良き」とは言いません。

内容もクオリティも、総合的に見て「いまどきの4コマ」はスバラシイものになっていますし、そもそも「4コマ専門の雑誌」が発刊され、萌え系とか揶揄されながらも若い世代に受け入れられるようになり、気が付くと毎シーズン「アニメ化」されているなんて、あの当時4コマを読み始めた人間にとっては「予想すらできなかったステキな未来」ですからね、現在は。

でも、やっぱり「若いころの刷り込み」もあってか、ひたすら「ほのぼの路線」だったころの4コマに「郷愁を禁じ得ない」のも事実です。ええ、年寄りの「むかし話」ですけどね。

 

そんなところにこの「わたなべさん」ですよ。これがスルーできましょうか(いやできない:反語)。

あくまで「新人まんが展」での掲載ですから、それ以上でもそれ以下でもないのがいまのポジションだとは思います。思いますが…連載してほしいなぁ。こういうの毎月読みたいなぁ。

ペンネームを頼りにググってみても、なかなかそれらしい情報がつかめない(ミラクに連載してた同名の方はいましたが)ので、過去作品とかは掘り出せなかったのですが(そもそも新人なら無いかもですし)、このまま今回の掲載(3ページ6本)だけで終わらせてしまうのは実に惜しいです。情報をお持ちの方は教えてほしいなぁ。そして芳文社さんには是非掲載の機会をお願いしたいです。まずはゲスト枠でもいいので。

あ、あと奥さんのちよこさんは旦那さん(わたなべさん)を「ツナさん」と呼んでるのですが、その「略称がツナさんとなるわたなべさんの本名」も知りたいです。反射的に「義綱さん」か「綱吉さん」が思い浮かんだんですけどね。もしや「シーチキンが大好物だからツナさん」だったりして(笑)。

おみやげ選びって「楽しみ半分、お悩み半分」です。

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「部長と2LDK」by おりはらさちこ まんがタウン 2021年5月号p98 双葉社

 

「よく知られた銘菓」にすれば簡単でいいんですけどね。伊勢神宮なら「赤福」とか、浅草なら「雷おこし」とかね。

まあそれはそれで一応買ってみたりするんですよ一応。いえ実際家人からは「赤福買ってきた?」って言われますから。中年以上の女性にはガチで「定番かつ喜ばれる」のは「赤福」ですもん、少なくとも私の経験から言えばね。

ただ、数年に一度ならともかく、そうじゃないときは悩みやすいです。

非常に頻繁に「遠距離介護で帰省」していたころは、最初のときだけはちゃんとしたお土産を買って職場の方々に配ったんですが(これからいろいろ迷惑かけるだろうし)、そのあとは自分も何かと大変だったこともあって、1~2カ月に一度くらいの頻度で「よくある適当にご当地名を付けたお菓子」を買っていくぐらいでした。

自宅には「実家の神戸・大阪のスーパーでしか売ってないような」食材とかを買って帰ることが多かったですね。どうせ介護関係の買い物もするので、ついでにね。

神戸のスーパーって、パンコーナーとかオリーブオイルコーナーとかが、いま住んでるイナカとは比べ物にならないくらい充実してるんですよ。当たり前のように700円以上もする食パンが売ってたり。あと関西料理は薄味な分「ダシ」にこだわるんですが、その手のモノもカミさんとかは喜んでくれました。ええ、しっかりリクエストもされましたから。「こないだのアレ、2袋くらい買ってきて」って。すごいな片道350キロのおつかいだね(笑)。

 

それはともかく「部長と2LDK」。えー?もう次回で最終回なんですかー?…そんなに1巻の売れ行きが悪かったのかなぁ。これからもう一歩踏み込んだ展開になって面白くなりそうだったのにー。残念だー、まったくだー。

個人的には、現在連載中の他の作品(「婦警さんと暗殺さん」や「双子コンプレックス」など)もまぁ良いんですが、よりもこの作品がスキなので、正直「どうして」と電話ネコになりそうでした。

終わりとなればそれは仕方ないし、本作も「恋するヤンキーガール」の後釜だったので、またきっと面白い作品を描いてくれると期待してます。ともあれ次号を正座待機。

「食べる状況を分かって作られたお弁当」は良いものです。

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「カキめし弁当」by なぐも。 俺流!絶品めし vol.23 p88 ぶんか社

 

コンビニとかスーパーとか、市販の弁当って「買ってからどれくらいで食べてもらえるか」「食べるまではどんなふうに保管されるか」「どういうシチュエーションで食べるか」等々について、おそらく「最大公約数でより満足できるように」作られていて、それはそれでジャスティスだとは思うのですが、この作品のお弁当のように「自分のため、先輩のため」に作られたものは、呼称は「弁当」でも全く別モノだと思います。当然といえば当然ですが。

冷めた状態での「美味しさ」のために「濃い目の味付け」とかはたぶんどちらも同じでしょうけど、食べるときまで自分の管理下にある分「食中毒等のリスク」を減らせるので、そうした面は「手作り弁当」に強みがありますよね。

逆に考えると「食の安全」にリソースが割かれる市販の弁当って、さまざまな制約の中において、どれも「実によくできて」います。

よく「添加物ガー」「保存料ガー」と言う方々がいて、それもそれで間違っていないとは思います。

でも世の中「どうしても弁当に頼らざるを得ない」人々って必ずいるわけで、そういう人にも「できるだけ美味しくて安全な」弁当をと考えて「認められている範囲でそうした添加物を使用して製造販売している」のは、個人的には正しいことじゃないかなぁと感じます。いえ「安全の偽装」までは許しませんけど。

 

ともあれ「俺流!絶品めし」で連載が始まったなぐも。さんの第1話目。来ましたね来ましたね、よりによって私も大好物の「牡蠣」でお弁当ですよ。これはタマランなぁ。

「艦これ」キャラによるグルメ系同人誌がすっかり定着して、そのうち「なぐも。さんの紹介イラスト」が掲示されているお店巡りが聖地巡礼になりそうな勢いです。

残念ながらコロナ蔓延で行けないのですが、私の実家近くでは「ホテルケーニヒスクローネ神戸」もその一つです。機会があればムスメでも連れて行ければと思っています。

さておき、この作品では「キャラ2人が両方メガネ」です。なぐも。さんはメガネにこだわりがあるのか「フレームを略して(消して)描かない」んですよね。たとえ目に掛かっていても、ちゃんとフレームを描く。これがこだわりでなくて何ザンショ。

隔月ではありますが、商業誌で定期で読めるのは何より。ぜひぜひ長期連載を。(できれば「ごはん日和」にも進出してほしいな)

献血…できなくなっちゃったんですよねぇ。

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「吸血鬼くんと死体ちゃん」by さーもにずむ まんがホーム 2021年5月号p137 芳文社

 

昔は献血手帳も持っていたんですよ。病院のイベントとかで献血車があると、時間の短い全血で献血してましたね。あれ?そもそも献血車じゃ成分献血はできないんだっけ?

ともあれ、自分も「幼少の頃に手術で輸血を受けた」はずだから「誰かのための献血」には積極的な方でした。

お分かりの方はもうお判りでしょう。そう、いつからか「輸血歴があると献血できない」ことになっていたんですよ。

初めて知ったときはショックでしたね。村(笑)の公民館で献血があるというので出かけたら、問診で「輸血はされてないですよね?」と訊かれて「…はいぃぃ!?」と。

すごすご帰る私に、献血に来てと声を掛けてくれた元村長の人が、すごく申し訳なさそうに謝ってくれました。いえそんな謝ってもらわなくても…とは思ったんですが、それくらい落胆してたんでしょうかねぇ。

いずれにしろ、もう献血をすることもないわけで、すごく残念な気持ちです。いまでも。

 

さておき「きゅーくんしたちゃん」(なんだそれ)。作者さんは、メジャーどころではないかもですが、熱の高めなサポーターがいる感じです。個性が強いとまでは言えませんが、見慣れると「淡々とした進行に潜ませた面白さと個性」にハマるんですよね。

ライフ系のイメージがあるんですが、気付くとケッコウ長期ゲストでホームでの掲載が続いてます。ドタバタではないんですが、話の展開を見るに「作者さんはスラップスティックがスキなのかな」と感じるんですよ。個人的見解ですけど。

Webまんがサイトでも作品が公開されてますので、一読されてみるとよろしいかと。ある意味「4コマ」の新勢力と言えるのかもしれません。この先に期待してます。

「自意識過剰」とか言われても「距離の近い異性」に勘違いすることってありますよね?

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「若王子主任は後輩ボイスに抗えない!」by おりがみちよこ まんがホーム 2021年5月号p68 芳文社

 

もう何十年も前なんですが、社会人活動の仲間の一人に「私に距離が近い女性」がいまして、つい勘違いしそうになってたら、数週間後に別の男と結婚することが発表されたという経験があります。われながら「恥ずかしい」思い出だったりします。

それから5年後くらいに今のカミさんと出会って結婚するんですが、あとで聞いた話、うちのカミさんに対して「かつての私と同じような勘違い」をしていたヤローがいたそうです。やっぱり「距離が近い=オレに気があるのかな」と思っちゃうんでしょうね。

「結婚が決まったけどまだ結婚してない女性」って、一気に「対男性に余裕」ができちゃって、その余裕で周りのヤローが勘違いするんですかね?本人はもう「安全なレールに乗った」と思っているので、他の男なんてある意味「どうでもいい」存在になって、それが「距離感」に影響するのかな。ヤローの方はそうとは知らず「もしや…」と勘違いする、と。

なんにせよ、たまに「勘違いがエスカレート」し過ぎて犯罪まで起こしちゃうヤローもいるのも事実ですから、特に「結婚が決まった相手がいるけどみんなに公表はしていない」時期の女性は気を付けた方がよろしいかと思います。老婆心(老爺心?)です。

 

ともあれ「若ボイ」。前作の「河原課長とギャル部下ちゃん」は4コマ的に名作だったと思います。今回の作品はどんな展開か楽しみです。

どの作者さんもそうですが、新作を読むときにはまだ「前作のイメージ」を引きずったままですので、1話目には多少の違和感があるものです。本作もそうでした。

でも、やはり「作者さんのカラー(個性)」は生きているものですから、2話3話と進むうちに「やっぱり○○さんの作品は面白いなぁ」と思うことになります。

そうした作品の楽しみ方は、たぶん「雑誌掲載をリアルタイムで追っかけている」からできるんだと思ってます。単行本って「カラーページがモノクロ化」されるのもデメリットなんですが、それ以上にそういう「作品の受け止め方」ができなくなるんですよね。だからこそ「本誌ならでは」の良さがある気がします。

前作は男の方が年上でしたが今回は逆転&年齢差が縮まっています。そして「声」という「触媒」をどう見せてくれるか。とても楽しみな作品です。

私もそろそろこんなふうに見られているのかな…?

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「もんもん」by 熊野みみ まんがホーム 2021年5月号p161 芳文社

 

さすがにボーッとはしてませんが、立場上「対外文書」だの「周知文書」だの、文書作成が多くて、傍目には「一日パソコンの前で、なにやらネットサーフィンしてるようで(←調べもの)、たまにカタカタキーボード叩いては長考に入ってる(←文章の作成推敲)おじさん」にしか見えないかもね。

文章をひねり出すのって、簡単にいくときと難産なときがあるんですが、必ずしも「時間がかかったから良い文章になっている」とは限らなくて、あっさり出来上がった方がいい内容だったりするんですよ。たぶんみなさんも経験されているでしょうけど。

なので、同僚や部下からはあまり仕事してないように見えるんじゃないかと。なんとなくそう思われている感じが、とくに最近するんですが…みんなはどう?(笑)

面倒な案件で、電話とかでは処理しきれなくって、かといって対面はいまのご時世ムズカシイので、上手に文書で話を進める必要が出てくる…という事象が、ここのところ増えてます。日常業務と違うタイプの「集中力」も使うので、疲れが溜まってきてるかも。正直引退したいなぁ(弱音ゲロ

 

などと愚痴(最近多い)はおいといて「もんもん」。あいかわらず「固定キャラも無しにバリエーション豊かな作品」(←日本語がヘン?)です。

本編とは関係ない脱線話ですが、まんがホームは柱を使って「作者さんにQ&A」をやっていて、今月のテーマは「好きな{おにぎり・サンドイッチ}の具は?」でした。

「もんもん」の熊野みみさんは「ツナマヨ一択」で「カラシマシマシ」だとか。確かに油が強くなりがちなネタなので、案外いいかもしれませんね。

他にも「ツナマヨ推し」の方は大勢いるんですが、唯一?の「ツナNG」が昨日のヒトコマの胡桃ちのさんでした。ほうほうそうですか、という感じです。

ちなみに私は「明太子」がスキです。「明太子」&「生たらこ」&「めんたいマヨ」という「魚卵づくし三兄弟」を買ってしまったこともありました。苦手な具は特にないんですが、食べていてくずれやすいのはカンベンナー(・x・)ですな(だから海苔直巻きがスキ