ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

確かに「恥ずかしさでは死なない」でしょうけど「恥」にもいろいろあると思いますね。

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「菓子男リノベーション」by 胡桃ちの まんがホーム 2019年2月号 p98 芳文社

 

よく「ウサギは寂しいと死んじゃう」って言いますが、人間の場合「オトコは恥ずかしいと死んじゃう」場合があるかも。あ、別にオンナは恥に鈍感だと言いたいわけじゃないので誤解なきように。

子どものころから、父親に「恥を知れ!」と叱られた記憶があります。どういうシチュエーション、どういう行動に対して、そういう叱られ方をしたかは思い出せなかったりしますが、だいたい「あさましいシチュエーション・行動に対して」叱られたような感じはします。もちろん、いまでも「あさましい生き方」はしたくないと思うのですが、一方で「恥知らずと言われても生きている方がいい」と思う気持ちもあるんですよね。

本当かどうかは分かりませんが、戦後の食糧難の時代に「頑として闇市で食料を買わず、配給だけを食べていた人が、結局栄養不足で死んでしまった」という話があって、それこそ「己のプライドと引き換えに命を落とした」ので、立派だと感じる人もいるでしょうが、やはり「命あっての物種」だと思うわけです。

この手の話を始めると長くなるのでやめますが、どちらかというと「泥水をすすってでも生きる」方が、おそらく「死ぬよりツライ」と思うので、あさましくとも生き抜く方がタフな生き方なんじゃないでしょうか。少なくともいまの私はそう思います。

 

ともあれ「菓子リベ」。糸ちゃんのキャラはけっこうスキです。まるっきりこのままリアルに存在したら少しひくかもですが、こういうポリシーをもっている女性は「スキなタイプ」ではあります。

もう30年前(⁉)の曲になりますが、プリンセス・プリンセスの「Diamonds(ダイアモンド)」に「好きな服を着てるだけ、悪いことしてないよ」という歌詞があります。ときどき自動選曲&脳内再生されるんですが、この部分にくると「自分が好きに選べることは、自分に素直に選ぼう」と、そのたびに思うのです。そうは言っても、オトコはどうしても「自分の外見が他人からどう評価されるか」を気にしがち。その点オンナは「素直に自分の外見を自分の好きなようにできる」のかもなぁ、とちょっとうらやましく思ったりもします。