ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

悩んで上手くなる人もいれば、根拠がなくても「きっと上手くなる!」という自信でホントに上手くなる人もいますからね。

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「G専ラフスケッチ」by 鳥取砂丘 角川コミックス・A・エクストラ 第2巻 p7 角川書店

 

前にも書いたかもですが、やっぱり人間は「挑戦することで成長する」と思います。で、普通は誰でも「自信があるから挑戦できる」んですよね。…そこでいわゆる「根拠のない自信」とは「自信がなくても挑戦する勇気」なのかもしれません。

そう考えると、私自身は昔から「根拠のない自信を持っている」という自負があったのですが、こと挑戦する勇気についてはそれほどあるとはいえないかも。「根拠のない自信を挑戦につなげられていない」ことに、考えさせられるこの頃です。

 

そして唐突に思い出したのが、本作1巻のカバー折り返しにある著者紹介に書いてあったセリフ。(掘り出して一応確認した→)「十年前、専門学校生だった自分へ。今ボクは絵で飯を食べているぞー!」

…いやー何か泣けたわ。いま読んでも何か泣けるわ。

 

さておき、本作の舞台でもある専門学校というトコロには「フツーの人からキミョーな人まで」いろんな人間がいるものです。私自身はIT系に少し通ったことがある程度ですが、どちらかというと大学より「良い意味でのコミュ障」なパーソナリティのコミュニティだったかな、と。たぶん一般社会では大学卒の方が評価は高いと思うのですが、人間的には専門卒の方が面白みがあるような気がします。…気がするだけかもしれませんが。

というわけで、作者さんには二十年、三十年と絵で食べてってもらいたいので、読者層が広がればなによりです。…あとWikipediaに作者さんの項目が無いのが残念。誰か書いて。