「こっちへ」by 祥寺はるか ゆるゆりコミックアンソロジー VOL.7 p72 一迅社
もともとプレゼントはスキな人間でして、お返しで相手が気に病むという思考回路は持ち合わせていませんでした。だから純粋に「食べてみてよ」「使ってみてよ」とプレゼントしていたのですが…。お返しなんて全然気にしなくて、それより食べた感想とか使い心地とか聞かせてくれれば、たとえそれが相手のお気に召さない場合でも正直に言ってもらえれば、それで良かったんですよね。
さすがにいまはそういうことは出来ませんが(やりませんが)、やっぱり感想を聞かせてくれるのがなによりのお返しです。上げたものと同じくらいの金額のものをお返しにもらっても、正直あまりウレシくないです。あ、「こないだのオイシかった。こんなのもあるけど食べてみて」ってお返しなら大歓迎ですよ。
さてさて、百合系ということを全く考えなくても名作の「ゆるゆり」。アンソロジーも8巻まで出てたり(全部持ってたり)しますが、ベース作品の良いところがアンソロ作品にも生きているのが多くて、たまに読み返してニンマリ&ほっこりしてます。
この「祥寺はるか」さんは「~のないしょ」シリーズの作者さんと同一人物らしいのですが、やっぱり良いものを描かれますね。ちょびっと切ない気持ちを表現するのが、本当に心にクる描き方で、そこがすごくスキです。最近個人的都合で「となりの育児くん。」の掲載誌が買えずにいるのですが…3巻出てますね、買おう。
ちなみにゆるゆりで一番スキなキャラは、たぶん千歳です。そして2期EDの「100%ちゅ〜学生」は私の中では別格で名曲なのです。タンバリン叩きたくなります。