ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。旧「田中実(偽)の日記」。

焼畑サイクルの長短の感じ方って、供給者側と消費者側ではまるっきり違うのでしょうね。

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「ライター×ライター」by 深見真×コト まんがタイムきららフォワード 2018年8月号 p208 芳文社

 

フランス料理のコースでいうなら、若くて健啖で飢えてて貪り食う人間にとっては「料理の出てくる間隔が長くてまだるっこしい」と感じるでしょうが、高齢で小食で一口ひと口味わって食べる人間には「もっと落ち着いて食べられるようにゆっくり出してほしい」と感じるようなもので…。

ラノベってそういう意味では「若者向け」な消費サイクルなんですよ。何より「ハードカバー」で発行されない、ほとんどが「文庫本」であるのがその証拠だと思うのです。歳を取ると文庫本ってあまり積極的に読みたくないというか…同じ内容ならハードカバーの方が読みごたえというか味わいが深くなる気がしています。「文庫本オンリー」というラノベの売り方自体、もう完全にターゲット層が決まっている気がします。

ともあれ、個人的に芳文社は雑誌もコミックスも「紙質」と「印刷」が他社より良いところがスキです。スキャンにかけるとよくわかるのですが、紙面が滑らかで裏うつりも少なくて、スキャンデータのゴミ取りも他社の雑誌に比べてかなり楽です。コミックスは必然的に初出掲載誌よりサイズが小さくなるのですが、紙も印刷も雑誌よりケタ違いに良いので比較的満足できます。ただ初出でカラーだったのがモノクロになっちゃう(「GA」を除いて)のはホント残念なんですよね…。

 

さておき、本作品はいろんな意味で「ネタに取り上げたい内容が多い」ところがスゴイと思います。メディアをスコープにして「いまのボクらの消費スタイルってどうよ?」って問いかけられている気になりますね。消費者側もビジネスを優先しすぎないようにしたいものです。