「オオカミの手かします!」by 大和狸 まんがタイムKRコミックス 第1巻 p71 芳文社
「ベッド上とドライビングのテクニック」が下手だと認めたくない(by スターリング・モス)のはオトコとして当然の心理なのですが、父親になると「アウトドアでのポテンシャル」が低いことも受け入れ難くなります。こっそり「上手な火のおこしかた」をググったりするものです。
私の場合、最初の職場が果てしなくアウトドアミッショナリーなところだったので、ある程度の知識と技能は身につけていましたが、ファミリーでの「外遊び」に役立つものではなかったので、前述のように「BBQの火おこし」はググって独習しました。いや煙を出しちゃダメだっていうのなら得意なんですがね(嘘)。
しかしアレです。ニョーボやムスメに「パパにはムリだよ」と言われるのってマジこたえます。そりゃ万能じゃないけどさ。ハナから期待してないような言い方されるとさ。
それでもまだ一緒に外遊びをしてるうちはいいんです。いまじゃそれが選択肢に上がることすらありませんから。…ああ、なんかグチっぽいぞ今日は。
ともあれ、個人的には名作だと思っている「オオカミの手かします!」ですが、単行本は完結まで出てないようで残念です。芳文社はどうして私のスキな作品をキってくるんでしょうか。不満です。メッチャ不満です。
ちなみに、最期の3~4話くらいが(内容は忘れましたが)なお面白かったと、当時(もう10年前)の私のブログ(とっくに閉鎖)にも書いてるんですが、その理由を個人的に推察するには「当初は編集者に手綱をつかまれながら描いていたのが、打ち切りが決まって『あと数回でまとめて。好きなように描いていいから」とフリーになったために作者らしさが出せた」のではないかと思うのですよ。あ、これじゃ編集者さんがワルモノになっちゃう(笑)。
まあ、実はその逆で「編集者がオモシロくしてくれてた」パターンも考えられなくはないのですが、他のいくつかの「1巻で尻切れ」作品を見ても、どういうわけか連載最後の方が個人的には面白く感じることが多いので…要は「ちゃんと完結まで単行本化しろ(いや、してください)」と。要望です。最後に…ハチかわいい♡