「小森さんは断れない!」by クール教信者 まんがタイムオリジナル 2018年6月号 p23 芳文社
それを言った後輩は「大学時代の後輩」だったんですが、一時社会人経験のある自分には「年齢の上下」「職歴(学歴)の先輩後輩」「性差をはじめとする様々な違い」なんて「何の意味もない差」だと感じて(悟って)いたので、結局先輩風は吹かせずじまいだったと思います。
実際「先輩が偉そうにしててくれないとシメシがつかない」と考える社会もあるようですね。というか「上のものは上らしく、下のものは下らしく」振る舞うこと自体は、必要な場合はあると思っています。
ちょっとピントがずれるんですが、よく「上司よりイイクルマに乗るわけにはいかない」みたいな話って、個人的には「分かるんだけどそれでいいの?」と…。上司の中には「クルマは下駄、走れが軽でも十分」という人もいるだろうし、部下の中には「オレの人生、クルマを取ったら何が残る」という人もいるだろうし。だから「上司より~」っていう考え方は、誰も幸せにならない気がしています。あ、全否定はしませんよ。それで上手く回る部分も無きにしも非ずですから。
いろいろ面白い作品を生み出し続けているこの作者さんですが、「小森さん~」とかが長く続いているのは喜ばしいことです。軸足がブレない感じがあります。