ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

私自身はその「珍しい方」でしたね。もっとも当時思い描いていた進路からは途中で脱線してしまいましたが。

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「みゃーこせんせぇ」by 阿部かなり まんがタイムきらら 2019年8月号 p159 芳文社

 

子どものころから「○歳にはどうなって…△歳にはこうなって…」と、将来のプランをノートに書いたりしているヤツでした。正確にはいまでもそういうところがあって、ある意味「将来の自分を夢想する症候群」の患者といえるかもしれません。

もちろん、そのときどきの「将来ビジョン」は、その時点では自分のベストな未来像であったわけで、そう考えると「挫折の記録」なのかもしれませんね。

前にも書いたように、10年周期くらいで「大きく舵を切る」人生を歩んできていますので、現在の自分の姿は「過去のどの自分も想像できない未来像」ではあります。やっぱり人生って面白いものだなぁ…などと感じています、まさにいま。

 

そんなこんなでなんと次回で最終回だと?のみゃーこせんせぇ。スラップスティック系の4コマはキライじゃないですが、きらら本誌に連載中の作品をムリヤリ「ランキング」などしようものなら、自分の中ではあまり上位ではなかったのも事実です。もちろんキライってんじゃないですよ。順位を付けちゃうと…ってことです。

ただ、やはりきららという「月刊誌=雑誌=(いろんな作品が読める)オムニバス」においては、ぜんぶがスタープレーヤーというのではなく、バランス的なものが大事になると思うので、そうはいっても終わってしまうのは寂しいものではあります。

作者さんがツイッターで「ちょろっとアニメ化の可能性もあった」と書いてましたが、あくまで個人的には「いやいや、あなたならもっと面白くてもっとアニメ向きでもっとステキな作品が描けるでしょうよ?」とは思ったりしてたりします。いえだから別にみゃーこせんせぇのアニメ化に反対だというのではなくてね…。

…と、ここまで書いて「アニメ化」というテーマについて長文を書きたくなってきたのですが、まあ今回の更新ではそこまで掘り下げずにおこうかな?と。

それにしても新地はオモロイ。いいキャラだ。で、ちょっと私にも似てるwww。

10代の頃、基地のある街に住んでいたことがあります。基地祭の愉しみはやはり「アメリカンなフード」でしたね。基本「ぜんぶデカイ!」

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「ツーリンガール!」by 凪水そう まんがくらぶ 2019年8月号 p81 竹書房

 

自衛隊の基地祭も何度か行ったことはありますが、そこそこ楽しめる&安心感&勉強になるというレベル。それはそれでよろしいのですよ。でもベース(米軍基地)の「非日常感」はやはりケタ違いですよね。

戦争を肯定するつもりは毛頭ありませんが、自衛隊在日米軍も「いざというときは命をかけて戦い、私たちを護ってくれる」存在であることは、常に意識しておきたいと思います。個人の意見です。つまり立場上の建前ではないのです。

「オレたちが命懸けで護る人々(=私たち)」とのつながり(接点)が、基地祭の存在意義だと思うので、地元の人は是非行くべきだと言いたい。面と向かって言わなくても、基地を訪ねることが「感謝の気持ちの伝達」になるんじゃないかな。

警察や消防もそう。自分たちではできない「悪とたたかう」「火事や災害からまもる」ということを、仕事とはいえときに命懸けでやってくれるのですから、接点が設けられたら足を運ぶのが大事だと思います。

 

ともあれツーリンガール。今回はツーリってないけどね。お兄ちゃんがハイテンションでなんかカワイイ。国内で手に入らないエナドリとか飲んでみたいなぁ。あと…キャンディ・キャンディネタとかまたアレなものを(含笑)。

来るべくして来てしまった感があります。「神田さん」が2回もスピンオフした人気作だというのに…時代が変わったのか?

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「おねがい朝倉さん」by 大乃元初奈 まんがタイム 2019年8月号 p169(次号予告) 芳文社

 

きらら系の流れはもう止められないでしょうし、私自身はきらら系もスキなのですが、そうはいっても4コマとの付き合いはじめはやはりタイム系の作品群なわけで、できれば少しでも長く続いてほしい作品のひとつであったわけで…。

現在、他誌で作者さんの連載は無いようですし…このまま消えたりしないでほしいです、ホントに。そういえば同じようなジャンルで活躍されてた千葉なおこさんも、いまはどうしていらっしゃるやら…。

で、ふとWikipediaで「まんがタイム」の項目を見てみると…なんとも懐かしい、いまでは見かけなくなった作者名がいっぱいでした。もう引退された方も多いんだろうなぁ。

これ正しいかどうかは結果が出るまで分かりませんが「タナボタ」ってのは「何故か待っている人のもとには来ない」のは経験上多いと思います。

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「丸先生の○○がかわいい。」by ノッツ まんがタウン 2019年8月号 p129 双葉社

 

正直、先生といってもいろいろいますから「安月給に見合った仕事しかしない先生」も確かに存在します。いや、少なくないかも、いまの時代。

でも「教師」という職業に熱意や使命感を持っている先生に、どうせなら習いたいとは思うのですよ。

私自身は比較的先生に恵まれてきたと感じますね。もちろん全員が素晴らしい先生だったわけではなくて、いま思い出してもモヤっとする出来事もありましたけど。

そういういろんな先生に教わっていたころから見て、いまの自分が当時の先生方より年上になっているのは、不思議な気分でもあります。だから、一層「先生の良し悪しを偉そうに言うことは出来ない」のも確かです。

 

さておき丸先生。やっぱイイわノッツさんの作品に登場する先生は。まんがのキャラだから当然なのかもしれないけど、それでも自分の経験から言って「こんな先生だったらいまの自分はどうなっていただろう」と思わされます。

自分も教員免許を取っていたら、人生変わっていただろうなぁ。まあ当時はそんな気はほとんどなかったし、中途半端に教師になっていた方がコワイかもね。

あとこの交ちゃんが今後どのように絡んでくるかも気になるところです。

遠い距離を時間をかけて来ても、長居せずにサッと帰るのは「オトコの美学」のひとつだと思うのです。

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「ポテサラ焼き」by 磯本つよし 俺流! 絶品めし やみつきB級グルメ p64 ぶんか社

 

とくにアポも取らず、いなきゃいないでしょうがない。いたらラッキーくらいの心構えが必要ではありますが。できれば公共交通機関じゃなくてクルマとかバイクが理想ですね。旧友を訪ねる場合だと「一杯どうだ?」「今日は…バイクだしやめとくよ。また今度な」「そうか…じゃ、また今度」みたいな会話ができます(片岡メルヘン:スキ)。

私個人は、そこそここの美学にかなった「ヒトの訪ねかた」が出来ているつもりです。少なくとも家内には「ちょっと考えられないくらいあっさりしてる」と言われます。10年ぶりに実家の父親に会いに行ったときなど、片道9時間かけても実家滞在は1時間弱でしたから。でもそれで用件は済んだのなら、なにも長居する必要はないと思うのです。私の家系はそういうタイプが多かったりします。

 

そういうわけで、この作品はいいなぁ…と。私にも幸い(?)息子がいますので、将来チャンスがあったらこういうことしてみたい(願望)。

この作者さんはときどきお見掛けするんですが、こういう「食マンガ誌」に載っていることが最近増えてるんでしょうかね?いずれにしろ、ガチガチのバイクまんがより、ちょっとゆるっとした作品の方が、個人的にはスキかも。あと登場するバイクのチョイスがとてもよろしいかと。

食マンガ誌もいろいろ増えてますよね。私は「ごはん日和」を購読してるんですが(他のはあえて見ないように…買い出すとキリがないので)、このシリーズとはおなじぶんか社だけに、作品の「横のつながり」があって面白いですね。また見つけたら買ってみようと思います。

余談ですがこの本、あの「何人たりとも~」の六田登氏の作品が載ってました。思わず「おお!」を口をついて出てしまった。

このセリフは個人的に刺さる…家内やムスメに言わせると「共感力がない」そうです、私には。

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「僕のパパになってください」by 緒川千世 まんがホーム 2019年8月号 p68 芳文社

 

同意できないことでも、せめて共感…というか気持ちを受けてめてほしいのだそうですが、なかなかそれが出来ません。世のオトコ諸君はどうなんでしょう?いや、たとえ私だけがそういう人間であったとしても不思議だとは思いませんが…。

「察する」ということは大事だと思うのですが、それが間違っていたらかえって悲惨なことにもなりかねないですよね?一方で「言葉にしたのが本心かどうか」も、確かに分からないわけで。んー面倒な話だなぁ。

いずれにしろ、他人の心を覗く穴はありませんので、本当のコミュニケーションとは何ぞや、ということになるのです。私の中では。

 

さておき僕パパ。今回取り上げたこのコマこのセリフがなければ、ノーマークでスルーしてたかも。それくらいの作品でしたが、ちょっとじっくり読んでみていろいろ考えたところ…このストーリー、落としどころはどこに持って行くんでしょうね?作者さん。ある意味それが気になる作品ではあります。ターゲットは女性読者かしらん。

 

で、まんがホームにひとこと。「…今月も『もんもん』が載ってない理由を説明してもらおうか。私が納得いくようにな。」

「OK,Google」も「Hey,Siri」も、正直人前じゃ恥ずかしくて言えませんけど…イマドキの若い人は抵抗ないのかな?

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「正義ノ花道」by ウロ まんがタイムきららCarat 2019年8月号 p131 芳文社

 

年がバレそうですが、変身の音声コマンドで一番好きなのは「人造人間キカイダー」のそれです。まず「チェインジ!」の発音がカッコイイ!「チェンジ!」ちゃいますよ?「チェインジ!」ですよ!(竹村健一風に:笑)

もちろん仮面ライダーも良いのですが、やはり日本語の「変・身!」よりは英語の「チェインジ!」の方が、子どもゴコロに響きますよね。あとやっぱギターを弾きながら登場するシーン!

…ああ、私がギターを弾くようになった原点はキカイダーだったのかも。いま突然思い出したのですが、ベニヤ板のボディにソロバン(爆)のネックで「形すら不完全なギター」を作って遊んでましたね、子どもの頃。

 

そんな話はおいといて花道。今回はなにげにぱわすまのようなラブコメ臭がただようイイ感じです。もちろんD☆V4コマ界最高峰のアクション回もとてもよろしいのですが、やはり作者さんにはどこかラブコメ臭が感じられる方が「らしく」て良いのですよ。いいぞもっとやれ…いややってくださいお願いします。

それにしても楓くんのバイトはなんなんざんしょ?伏線ありましたっけ?最近読んだ内容が蒸発しやすくてこまるなぁ…。そういえばわっしょいウエストバッグやめたの?

 

あ、あと「紺か…あれは良いものだ。」